【心身の発達とセルフケアを考えるからだメンタルラボblog】

様々な心理相談の現場経験や体験を基に、心身の発達や心と身体のセルフケアに役立つ情報や書籍を当事者・保護者・教職員や支援者向けに掲載しています。

言葉のやりとりだけではないカウンセリングのバリエーション

「カウンセリングを受ける」

と聞くと、

どんなイメージがあるでしょうか?

 

1対1で延々と話をするというのが

一般的かと思います。

 

最近では、

カウンセリングで行う内容には

かなり多くのバリエーションが見られてきています。

今回は私の知る限りでの、

カウンセリングの

バリエーションについて紹介していきます。

 

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目次

 

 

カウンセリングの対象

カウンセリングの目的は、

一番シンプルに言うと

相談者の悩み事を解決することです。

 

ただ、その悩み事というのは

  • 職場での人間関係、
  • ストレスから生じている色々な症状、
  • 家族関係の問題
  • 発達障害の問題
  • 自分の性格上の気がかり
  • 働かなければいけないけど働けない
  • トラウマになっている記憶のこと
  • 子どもの発育上の不安
  • 子どもの問題行動

などなど

生きている上で生じる

様々な問題が対象となります。

 

言葉を使ったカウンセリング 

それらの悩みをどう解決していくのか

それに対するアプローチは

対話による一般的にイメージされやすいものでも、

1対1で話をする以外にも

家族を含めた複数対カウンセラーで話す

といったものもあります。

 

また、対話による方法の中では、

悩み事の種類によって

  • これまで抑えていた感情の理解を深める
  • 行動を見直し、よりよい習慣を身につける
  • 幼少期からの体験を見直す
  • 物事の考え方や感じ方を見つめる
  • 催眠により無意識へ働きかける
  • 生活習慣を立て直す
  • 利用できる社会サービスの情報提供を行う 

といったことを目的として、

様々な角度から言語によるアプローチを行います。

 

有名なものでは

  • 精神分析
  • 行動療法
  • 認知療法
  • 認知行動療法(CBT)
  • ゲシュタルト療法
  • フォーカシング
  • 催眠療法
  • 森田療法
  • 内観法

といったものがあるでしょうか。

 

情報提供などに関しては、

ソーシャルワーカーの業務に近い部分ですが、

役所などの心理職は

そういった業務をしていることが多いです。

 全てではありませんが、

内面を深く掘り下げるようなカウンセリングは、

個人開業しているところなどで行っている事が多く

 

行政機関や医療機関で提供しているカウンセリングは、

具体的な行動面や生活習慣の立て直しや

社会サービスに繋げるような目的

となっていることが比較的多いイメージです。

 

言葉以外を使うカウンセリング

言葉のやりとりにより、

悩み事を乗り越えるというのが

いわゆる古典的なカウンセリングのイメージ

近い形のものだと思います。

 

ただ、最近はそれ以外にも、

様々なアプローチ方法が生み出されてきています。

これらは言語だけでのやりとりでは、

良くならなかった事例に対しての工夫から

生み出されたものもあれば、

偶然良い効果が得られたことから、

研究が進み開発されてきたようなものもあります。

以下のようなものです。

  • より良い身体操作を体験する(動作法など)
  • 経絡などへのタッピングで脳や神経の働きを変える(TFT、BCTなど)
  • 眼球運動で脳に働きかけ記憶の処理をする(EMDRなど)
  • 心身の緊張を緩める方法を習得する(自律訓練法、漸進的筋弛緩法など)
  • 瞑想や呼吸法で不安などの感情を処理する(マインドフルネスなど)
  • アートを用いて感情や感覚を育む(各種アートセラピーなど)
  • 遊びを通して、心身を育てる(主に子ども、プレイセラピーや療育)

といった様々な方法があります。

 

それぞれの方法によって、

長所や短所がありますが、

言葉だけでは変化が見られない場合などには、

身体や脳に働きかけるような

言葉以外のアプローチを用いることによって、

短期間で良い変化が見られることもあります。

 

どの施設でどのようなアプローチを行っているのかは、

施設のHPなどで紹介されていることもありますし、

特定のこのアプローチというのであれば、

そのセラピーのHPなどに

セラピスト紹介がされてたりもしますので、

そこから探してみることも可能です。

 

最後に

カウンセリングには、

個人に合う合わないという問題もあります。

例えば、内面を深めるようなことをすると、

不調になるというような人もいたりしますので、

自分にとって合う方法を見つけることが重要です。

 

そして、

「カウンセリングを受けてみよう」

と思われた時には、

施設や機関などによって、

目的としていることや

対象・得意としていることが違いますので、

言葉でのやりとり以外のアプローチも含め、

自分にとって良さそうだと感じる方法を

体験されていくことがオススメです。

 

カウンセラーの資格について

知りたい方はこちらの記事もご参照ください。

www.karadamental-brog.com