昨日はこだち主催の心と身体を育てる発達支援プロジェクト第一弾「パニック対応と予防のための護道・支援介助法」講座でした!
おかげさまで満員御礼となり、天候にも恵まれた、充実した講座となりました。
講座の様子
会場は鹿児島アリーナの広々とした武道場で、ゆったりとした雰囲気の中で講義と実技が行われました。
講座は3時間。
護道の基本となる「相手を変えるのではなく、まず自分自身を整える」という考え方の紹介から始まりました。
簡単な動きやイメージの工夫次第で身体が整うんだ、ということを実際に体験してもらうと、参加者の皆さんから驚きや笑顔の表情が見られました。
その後は体軸や重心について身体のメカニズムの紹介を交えながら、錬成法や一体化、不覚筋動などのより深い技術が紹介されました。
体験した方が驚きのあまり言葉を失うような場面も・・・!笑
実技が多めでしたが、実際に体験することでより深く納得し、理解しながら、新たな視点や考え方に触れる時間になっていると嬉しいです。
3時間はあっという間で、講座終了後には廣木先生に困っている状況について質問される方も多くおられました。
鹿児島でも確実に護道が必要とされていることを実感できた1日でした。
これからも護道の技術や対応方法が広まり、鹿児島でもパニック時の状態への対応の仕方やその理解がより良いものになっていくよう、活動を続けていきたいと思います。
講座感想
今回の講座では感想とともに、終了後にアンケートで満足度や次の講座への参加希望を確認しています。
いただいた回答数は25名分となっています。
こちらではいただいた感想の一部を抜粋してご紹介。
体を整えることの大切さがよくわかった。
事前に理論を視聴してからの実技だったので、イメージしやすかった。できることを実践していきたい。
講座の中で身体と心、イメージによって感じ方や力の出し方まで変化することに驚きました。
コミュニケーションとしての対話術だとの説明に、うれしい気持ちになりました。
支援者の意識が伝わるというのは、日々感じていたので、改めて確認が出来てよかった。
自然と一体化することが、自信につながるという言葉も残りました。人を知るという心理を学んだ気持ちです。
いろいろな子どもたちと接する職業のため、子どもたちの心身を傷つけず、自分自身も楽に関わることができる護道について、入口だけだったが、知ることができ、本当にためになった。
子どもを変えようとするのではなく、まずは自分から変えていく事、支援していく周囲が落ち着く事が大切という気づきに、納得しました。
などなど、護道の理念が皆さんに響いていることを感じられる様々な感想をいただきました。
改めてご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
講師を務めてくださった廣木先生のブログや同じくこだちスタッフの村北さんのブログでも講座の様子は紹介されていますので、ご興味ある方はご覧ください。
護道連盟鹿児島稽古会について
廣木先生をお招きしての講座はまた来年になる開催予定です。
もしも、今回の記事を読んで護道に関心を持った方で、少しでも護道・支援介助法に触れてみたいと思われた方は、津田が世話人となっている護道連盟鹿児島稽古会で、護道や支援介助法を体験することも可能です。
こちらのFacebookグループで活動報告や活動予定をお知らせしていますので、ご興味のある方はチェックされてみてください。
護道連盟鹿児島稽古会の詳細については、からだメンタルラボのこちらのページをご覧ください。
記事を読んで、支援介助法について知りたいと思われた方はこちらの記事で紹介しているDVDもオススメです💡
今後のこだちでの活動予定
心と身体を育てる発達支援プロジェクト第二弾
10月21日(土)コンディショニング講座(仮題)
からだ指導室あんじんの栗本啓司先生をお招きして、発達障害と身体発達について、そしてその身体発達を促すために家庭でも出来る遊びについて体験しながら学ぶ会となる予定です。
募集開始はまだ少し先の予定ですので、詳細は発表までもう少しお待ち下さい。
からだメンタルラボでは過去に栗本先生が実施した講座の一部の後日配信も行っています。(詳細は本記事下部をご覧ください)
からだメンタルラボでの開催講座・配信講座情報
オンライン配信中
2022年5月22日(日)に鹿児島にて護道の廣木道心先生をお招きして開催した支援介助法セミナーの後日配信を行っております。
※今回の護道・支援介助法講座の事前試聴動画と同じ内容です。
ご興味のある方はこちらのページをご覧ください。
2023年2月11日(土)に大阪にてからだ指導室あんじんの栗本啓司先生をお招きして開催したコンディショニング講座@大阪「子どもの育ちと集団生活~発達を支えるために大切なこと~」の後日配信を行っております。
ご興味のある方はこちらのページをご覧ください。