【心身養生を考える からだメンタルラボblog】

身体と心へのアプローチを実践しているからだメンタルラボの活動情報や、鹿児島市での活動を地域支援活動を行うこだちの活動情報、身体と心のつながりについてのお話などを掲載しています。

鹿児島のコンディショニング講座へ参加してきました

2022年10月15日(土)に鹿児島市にある西本願寺鹿児島別院にて開催された「生き方を支えるコンディショニング講座~ぐっすり眠ってよく遊び健やかに育つ~」に参加してきました。

今回は参加しての備忘録です。

講座振り返り

会場は鹿児島市で一番栄えている天文館通り商店街のすぐ近く。

土曜日ということもあって、人通りも多く、商店街ではまさかの牛の乳搾り体験会が開催されていました笑

 

会場の西本願寺は広々とした畳敷きの会場で、参加していた子どもたちも広いスペースを走り回ったりもしながら、和やかなペースでの会でした。

 

今回の講座の講師は先日大阪でも講師を務めてくださった”からだ指導室あんじん”の栗本啓司先生です。

 

開始にあたり主催の”からだとあたまの学び舎あんのん”の村北さんが今回のテーマについて解説がされます。

鹿児島では7年目のコンディショニング講座開催にあたって、コンディショニングというアプローチというものが決して発達障害だけの問題ではなく、高齢者や自分たち自身の健康にも関わってくること、それを介護の体験を通して実感されたことなどが語られました。

お話を聞きながら、前回の大阪講座のテーマとも重なりを感じるとともに、私が高次脳機能障害の方のリハビリ施設で勤務していたときに思っていた、心理的といわれる問題の背景にある身体の問題のことを思い出しました。

そこからの2時間半はあっという間で、前回の大阪講座で紹介された新技法についてもより詳しく解説とともに実演がされました。更に広いスペースを利用して実際に色々な動きを通しての体験もあり、和気藹々とした雰囲気のなかで深くリラックスした穏やかな雰囲気ができあがっていく時間でした。

 

個人的に印象深かったのは、発達障害の子が背中が硬いことが多いことについてのお話でした。この話自体は以前より広まってきているように思いますが、栗本先生の中でのその理解の変遷とともに紹介されることで、以前から講座でところどころ語られていた「硬いから揉みほぐせばいいのではない」ということが改めて納得出来たように感じました。

 

それとともに支援にあたっては、技法はあくまで方法の一つであって、それを形だけなぞっても意味がなく、その人の意識や心構え、そしてタイミングを見て行うことの重要性、更に生活状況なども考えていく必要があることなど、当たり前だけれども大切なところも改めて実感できました。

 

また来年にも鹿児島での講座は開催予定という噂でしたので、心身の健康や身体を整えることへ関心のある方は”からだ指導室あんじん”、”からだとあたまの学び舎あんのん”の情報更新をお待ちいただいたらと思います。

karada-anjin.com

blog.goo.ne.jp

後日配信中の講座のお知らせ

からだメンタルラボでは現在、2022年に開催した3講座の後日配信を行っております。

大阪で7月、9月に開催したコンディショニング講座は2022年の年内までで後日配信も行っていますので、ご興味ある方はコチラからどうぞ。

(残念ながら新技法についてはまだ動画での紹介がありませんので、ご了承下さい)

 

①2022年5月22日(日)鹿児島

支援介助法セミナー(講師:廣木 道心 先生)

詳しくは以下のリンクから

www.karadamental-brog.com

②2022年7月9日(土)大阪

「家庭でできる!子どもの「発育」を促すコンディショニング〜発達障害から発育不全という視点へ〜」(講師:栗本 啓司 先生)

詳しくは以下のリンクから

www.karadamental-brog.com

③2022年9月18日(日)大阪

「自分と向き合うための身心調整法~他者とつながるための身体づくり~」(講師:栗本啓司先生、廣木道心先生)

詳しくは以下のリンクから

www.karadamental-brog.com