【心身養生を考える からだメンタルラボblog】

身体と心へのアプローチを通して出来るメンタルケア情報や、からだメンタルラボ主催講座のお知らせなどを掲載。

高知講座振り返りと後日配信について

先日、2021年8月7日(土)、

高知県高知市にて開催された講座に撮影の業務も兼ねて参加してきました。


台風の進路が心配されましたが、幸いにもお天気に恵まれ、高知城がよく見える素敵な会場での講演会となりました。

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今回はその振り返りと、後日配信のお知らせを兼ねてブログにします。

※夏の講演会の後日配信の対談パートの差替えは、現在、字幕準備作業中のため、もうしばらくお待ち下さい。

 

 


講演を聴いて

高知で花風社が講座をするのは今回が初めてだったそうで、記念すべき会でした。初めて発達障害への身体アプローチについて聞く方も多いようでした。

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花風社初上陸、ということもあって、花風社の代表、浅見社長が歩んできた道のりや、栗本先生の身体アプローチについて、噛み砕いて非常にわかりやすく紹介されていたことが印象的でした。花風社の身体アプローチについて長年勉強してきた私ですが、改めてお二人の話を聞いて「わかっていたようでわかっていなかった」と思うことが度々ありました。栗本先生の講座では、これまでの各地の講座でそれぞれに話されていたことがまとめられたような内容となっており、「こことここが繋がってたのか~」と改めて身体と発達のつながりを再確認できる良い機会となりました。


浅見社長のお話では、コロナ禍を通して見えた医療や行政の原理や性質について、シンプルにわかりやすく解説されていました。

そこで働く人が悪いとは限らず(悪い場合もあるけど笑)、その場のシステムや構造のせいでおかしな原理を作ってしまっている可能性もある、という話を聞いて、少し前に私が読んだ「ルシファーエフェクト」という社会心理学の本で書かれていたことを思い出しました。昨今、コロナ騒動で行政や医療、福祉現場の不可解な言動に疑問を呈している私にとっては、「そういう背景があるんだな」と腑に落ちるところがありましたし、これから社会生活を営む上で、どういうところに気をつけてそれらと付き合っていくか考えるきっかけにもなりました。


また、「自由」と「安定」の関係性についての解説も非常に印象的でした。

「安定」を重視して職業選択をした場合に何が失われるか。逆に、「自由」を重視した場合には何が失われるのか。

それぞれの側面を知らないままに、例えば自分で「安定」を重視した職業選択をしたにも関わらず、リスクを取って「自由」を確保している人に不満を覚えたり、許せないと感じたりする、といったことがよく見られます。「自由」と「安定」という軸から社会構造について考え、知ることで、そういったネガティブな感情が軽減される可能性があるし、逆に、言われもない不満を他人からぶつけられることがあっても、対処しやすくなる可能性もあります。社会構造を知って備える。これもトラウマ体験を未然に防ぐ方略の一つだと私は考えます。浅見さんのお話では、その構造について非常にわかりやすく説明されていました。


今回のお二人の話を通して、私の中で「花風社のアプローチ」の立ち位置がハッキリしたような気がしました。

花風社のアプローチで心身が整い、困りごとが減ることで、「適切に頑張るための土台」が作られます。土台が作られることで、勉強や仕事、遊びに打ち込む力が出てくる。だから最終的にはいろいろな部分が治っていく。

これまでの発達支援では、その土台作りには手をつけられなかった(手をつけなかった?)ために、どれだけ療育に通わせても効果が見られず、ガッカリする親御さんも多かったのだろうと予想します。

 

頑張るための土台作りに必要なのは、日々の安心感と心地よさの積み重ねなので、療育ではなく、やはりご家庭で、普段の子育ての中で取り組むのが一番成長がわかりやすいのだと思います。花風社には、その土台作りのための知見だけでなく、各ご家庭での工夫している部分を互いに情報交換し、互いにご家庭での成長を喜び合う場も提供されています。これからも「適切に頑張るための土台」を作るアプローチをたくさんの人に知ってもらい、子育てに活用していってほしいと思います。

 

そう考えると、先日の大阪で行った「学習」をテーマにした講演会に沢山の人がご参加くださった背景には、花風社をはじめ様々なアプローチでご自身やお子さんが「適切に頑張るための土台」を既に獲得した、という良い傾向があるように思います。皆さんが、もう次のステップ(=進路選択や成績)に進むための準備ができるほどに土台が安定しているということに温かな気持ちになりました。

 

高知講座の後日配信について

会場にお越しになれなかった方々にも、後日配信で高知講座の内容をお届けできることになりました!

※この講座の配信は終了しております。


内容は以下のとおりです

浅見淳子社長「ポストコロナ時代を発達障害の子どもたちが生き抜くヒント」 約80分
栗本啓司先生「発達障害を育てるのではなく、子どもを育てましょう」(実技部分を除く)約60分

合わせて料金は2000円の予定です。

花風社ビギナーさんだけでなく、花風社を知っている人にも新たな発見がいっぱい!おすすめです!

当方からだメンタルラボが主催した夏の講演会をご視聴いただいた方には、特別割引も計画中です。

www.karadamental-brog.com

 

 


自閉っ子の心身をラクにしよう!

 


ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき